ウラングラスの魅惑、ヘーゼルアトラス、フローレンティン No.1
2012年 03月 29日
今日もシカゴ周辺は依然として春らしい一日でした。
家の玄関先にも可愛い花が咲き出しました。 長い冬の間じっと球根に閉じこもっていたエネルギーが、
一斉に吹き出して『春よ春よ~♪』と歌っているようですね。
さて、もう先月の話で申し訳ありませんが、2月のグラスソサエティーのお話は
↓↓このブログでもご紹介いたしました。↓↓
イリノイ州グラスソサエティー2月の定期ミーティング~~~~甘~いテーブルセッティング♪
実はその前日に、相方から、私の誕生日のプレセントとしてもらったのが、
へーゼルアトラスのフローレンティン No.1のプレイスセッティングなんです。
ありがとう!ヒデキチ!!すてきなサプライズでした♪♪
どちらかと言うとピンクのグラス、しかも花柄が多かった私のコレクションですが、
魅惑的なエメラルドの輝きを持つグリーンのウラングラスのうち、
何か1つエレガントなパターンを選んでフルセットを集めたいな~と思っていました。
相方はそれを知っていて、このパターンのディナーセッティングを探してくれたのでしょう!!
私がその次の日のソサエティー例会に、自分用のお皿として持参したのは言うまでもありません。 私のフローレンティンNo.1のスターターセットは~~~?
1) 10インチ ディナープレート
2) 8 1/2インチ サラダプレート
3) 6インチ シャーベット/ブレッドプレート
4) シャーベットグラス
5) カップ&ソーサー
ヘーゼルアトラス グラスカンパニーが初めてフローレンティンNo.1を、
そして続いてNo.2を販売し始めたのが1932年。
それから1935年までの僅か3年間のみ製造し、その短い間に、ピンク、グリーン、クリスタル、
イエロー、コバルトブルーのバリーションで全80数種類もの食器を世に出したのです!!
おお、コレクター心をソソルではありませんか!!!コンプリートまで道のりは長いぞ。。。。
この当時のガラスにはその発色を美しくするために、ゴク極微量のウラニウムが含まれているんです。もちろんウラニュームが原子力に使用される以前の事です。ですから、ウランが原子力に利用される1940年以降には民間でウランが扱えなくなり、ウラングラスが製造されなくなったわけです。
ブラックライトを使わなくたって、ほら蛍光色の輝きがわかるでしょ?
これは家のダイニングの白熱灯ライトの下で撮りました。 唐草模様が優雅にデザインされています。
No.1シリーズはこのようにプレートの形が6角形で、縁の交互が波型になっています。
ちなみにNo.2のシリーズは普通の円形のプレートです。
この唐草の中に芥子の花のような形が見えるので、コレクターやディーラーは簡単に“ポピーNo.1,No2”と呼んだりしていますよ。 シャーベットグラスの中のポピー、ご覧になれますか?
さてエレガントなディナーの締めくくりは私の大好きなコーヒーで♪ あなたなら、このうっとりと輝くカップに何を注ぎますか?
ハートフルアンティークのショップの方にもフローレンティンNo.1のカップ&ソーサーを出店しました。
ご興味があればヘーゼルアトラス、ディプレッショングラスのページを覗いて見てくださいませ♪
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http://www.heartfullantique.com
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ちなみにNo.2のシリーズは普通の円形のプレートです。
この唐草の中に芥子の花のような形が見えるので、コレクターやディーラーは簡単に“ポピーNo.1,No2”と呼んだりしていますよ。
さてエレガントなディナーの締めくくりは私の大好きなコーヒーで♪
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by heart-full-sally | 2012-03-29 13:01 | ディプレッショングラス